紺桔梗こんききょう

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紺桔梗こんききょう

龍馬の「その時」が近づくにつれて大河ドラマを見たくないと思
った。ドラマは入る時のワクワクの変わりに最終回を見れば喪失
感も伴う。ゆえに敬遠してしまう。

日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦してい
ます。

その大河で注目していたのが土佐の山内容堂公であり演ずる近藤
正臣さんである。
かつて大河「国盗り物語」で彼は明智光秀を演じた。
ファンはそれを懐かしみ、容堂となった彼を見つめている。

先日岐阜に行けば途中で「土岐」の標識を見た。
土岐源氏の末裔の明智氏であり、その旗印は土岐桔梗である。
あの有名な本能寺の前に開いた茶会でも詠まれた「時は今」を
判じた「土岐は今」である。

以来、明智光秀は近藤正臣となり、桔梗は特別な花となった。
好きな武将は非業を遂げた明智だったり石田光成である。
いずれも能吏であるが最後の戦いでのみその能力は発揮できなか
った武将でもある。

そういう人を好きになり、どの場でも能吏となりたいと望む。
龍馬に会えなくなるのも寂しいが、容堂公を見ることができなく
なるのはもっと寂しい。

同じ苗字が高知市に多いと知り、先祖は土佐ではと思う男はい
つか墓に参りたいとも思っている。


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