2010年11月28日09:30
紅葉のドライブ中に「最も美しい季節はいつだろうね」と無粋な
ことを考えてしまう。
日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦していま
す。
「確かにねえ、紅葉もきれいだけれどやっぱり淋しいからね」
見事な緑黄紅に彩られた森を抜けて行けばその向こうに冬が迫っ
ていることを知る。美しければ美しいほど、美しいと思うほど
冬となる刹那を知ることとなるのです。
「やっぱり新緑の頃じゃない」
私たちが花と呼ぶのは桜である。その後に私たちは美しい緑の
季節がやってくることを知っています。
それも胸踊る気持ちになってその季節を待つのです。
それでも紅葉は美しい。
なぜならば冬の訪れを知らせる紅葉の向こうにまた春が近づく
ことを知っている。
ならばどの季節も美しく繋がっている。
四季あればこそこの色字典の色たちも生まれてきたのです。
若緑わかみどり≫
カテゴリー │色字典
紅葉のドライブ中に「最も美しい季節はいつだろうね」と無粋な
ことを考えてしまう。
日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦していま
す。
「確かにねえ、紅葉もきれいだけれどやっぱり淋しいからね」
見事な緑黄紅に彩られた森を抜けて行けばその向こうに冬が迫っ
ていることを知る。美しければ美しいほど、美しいと思うほど
冬となる刹那を知ることとなるのです。
「やっぱり新緑の頃じゃない」
私たちが花と呼ぶのは桜である。その後に私たちは美しい緑の
季節がやってくることを知っています。
それも胸踊る気持ちになってその季節を待つのです。
それでも紅葉は美しい。
なぜならば冬の訪れを知らせる紅葉の向こうにまた春が近づく
ことを知っている。
ならばどの季節も美しく繋がっている。
四季あればこそこの色字典の色たちも生まれてきたのです。