赤香あかこう

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赤香あかこう

先日ある仕事で香炉を手にとった。香を皿に載せ炉に火を入
れるだけで香りのおもてなしができる。
普段使いしないながらも、手軽に楽しめることを知る。

日本の伝統色のその色と名前から何が書けるかに挑戦してい
ます。

紅葉の中のドライブで訪れた鳳来で先達は言う。
「仏法僧」と啼く鳥がいたのよね、そうそうとみみずくやそ
の鳴き声を出す本当の鳥の話になれば、ふと思い出す。

春の鳥は「法、法華経」とも啼くね。

鳥の声が仏法僧であったり法華経であると聞いた昔があった
ことに気づくのです。

香を伏せた着物の中にくゆらせ焚きこめて香りをつける。
それを自らの香りとして生きていた昔がありました。

いまならば香水がそれに変わり、自分の香りをアピールする。

立ち寄った薬局で思い出したように男性化粧品のコーナーを
みれば我が香りのもとは見当たらない。
かつての男性化粧品はリキッド、トニック、コロンなど、そ
の古きブランドはなくなりつつある。

もう一度数多くなった我が世代以上にアピールする香りが隆
盛になってもおかしくないのではと考える。

エロイカの瓶が見つからない。
人生で一度切りの香りは高校生の時に見つけ、以後使ったこ
ともないのである。


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