東雲色しののめいろ

カテゴリー │色字典

東雲色しののめいろ

さまざまな色は変わりにけりな、と時系列で変わるものがあり
ます。

日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦してい
ます。

夜中に目をさまし、窓をあけて明けゆく時を待っている。

wikiは言います。

(東雲とは)「日本の古語で闇から光へと移行する夜明け前に
茜色にそまる空を意味する。

本来は夜半すぎから夜が明けるまでの間を「あかつき」(暁)、
「しののめ」(東雲)、「あけぼの」(曙)と細かく区分して
いた。

真っ黒な空がやがて青く澄んできて曙を見る。

年に一度、3時すぎから浜に集まり元旦の初日の出を迎える。
大晦日に浜に大きな穴を掘り、薪を運び、盛大に燃やして初
日を待つ。

暁に集まり、東雲の青を見てさあ、初日の出だと曙を見る。

色は体験の色であり、その色を共有して知るものでもある。
また来年、東雲を見てここに書いたことを思い出す。

頬を焼きながら一年のはじまりを共有するのである。


同じカテゴリー(色字典)の記事
カーマイン carmine
カーマイン carmine(2012-03-12 09:19)

鉄色てついろ
鉄色てついろ(2011-03-16 09:31)


 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
東雲色しののめいろ
    コメント(0)