青磁色せいじいろ

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青磁色せいじいろ

先祖から伝わる名器だと番組に持ち込んだ陶器や陶磁器、掛け
軸や絵などを持ち込んで鑑定をしてもらう「なんでも鑑定団」
は父母と一緒に見る定番番組だ。

日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦してい
ます。

古さまでも模写された偽者であったりしても審査員は大切に飾
りなさいと慰める、たまに名品が出て高価な鑑定がされると会
場と共に拍手している。

世には宝物があり、それを授かる人がいる。

眠る前に民話や落語の本を読むのだが、今は民話の長者話を読
んでいる。
民話の長者話を読んで眠れば心豊かな財産になりそうである。

正直ものが一所懸命働きながら子に恵まれず、神様にお祈りし
て授かった子が長者になる働きをするものがある。
怖いこわい山姥(やまんば)のお産を助けて宝物を授かる優し
い人が長者となる。

わらしべ長者はわら一本から財産を築き長者の婿になってさら
に長者となってゆく。

逆にそれを真似したり神の心にそぐわないものは決して長者に
はなれないことを知るのである。

短い一遍いっぺんを読み終わる度に心が豊かになるのは、その
長者話には今も続く教えがあるからだ。

正直に丁寧に生きること、これに尽き、神の心を得てさらに励
むことである。

電話がかかってくれば「はい、ありがとうございます」と明る
い声で感謝するのだと、朝から声を励ましている。
心の長者にこそまずはならねばと思うのである。


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