フレンチガール

カテゴリー │シトロエンC2

フレンチガール

服や小物類を選ぶ時に私たちはセンスを考え、自らのライフスタイルに照らして
似合うだろうものをチョイスする。

人を飾る最大面積なる服は大きな要素であり、小物はさらに趣味性が深い。

素敵な人ねと言われ。初夏のこの時期ならサッパリしているね。などという印象
を受けたいものであります。

さて、車はさらに大きな面積を持ち、人のキャラクターを表す代名詞ともなる。
C2に乗ってるイチローさんね。このC2というところに我々は悩むのである。

シトロエン浜松の山下さんのご厚意でC2VTRを借り出した。

1.4リッターのセンソドライブ(2ペダルオートマチック)、3.67mの全長という
からミニやトヨタのヴィッツほどの大きさ。

「かわいい車」であり1.4リッターである。
ECOが叫ばれている中、良識ある選択の一つとして「よい人」を演出できる。

試乗に集まった男たちからはファーストカーとしてはどうもね・・という意見はあ
るのだが、セカンドカー、もしくはパートナーが乗る車としてグッドチョイスである
という判断。

されど、このエクステリアとシトロエンの現在のところのベーシックとして興味を
持って集まっている。
ベーシックはECOと同義の匂いがしていさぎよい。
「普段はこれで充分なのさ」という清清しさを持つことができる。

車とはある妥協で選ばれるが、ベーシックにとって普段使いの道具としての魅力
を持つことによって、充分に選択できる。

我らがホームセンターに行き、一桁違う本物の工具を、そのメーカーの心と共に
手に入れる、あの魅力である。

ある男はガレージにファーストカーと並べてどうかが選択肢であるという。
C2はそんな魅力を持つ。

前章でコアラチックだと書いたファニーなフェイス、こうして横から眺めれば、ちょ
っとおてんばですよと主張するスタイル。
さらに、フレンチガールでもある。

まだ金を持たず、センスはチープシックでまとめているフレンチガールをどのよ
うに染めよう。
女性ならば、姉としてよき友を紹介して人としてのセンスを磨かせる。
男性ならば、兄としてパパとして、若き力とセンスに驚きながら暮らす。

フランス娘と暮らすことは、充分に自分を飾り、行動を広げる。
オートマチックから手動に切り替え、ステアリングの後ろにある、変則パドルを
クリックしてシフトアップする。

こんな新しい手法をフランス娘はパパに教えてくれた。
慣れずにギクシャクした、まだまだよきお付き合いを続けなければ。

C2は小さいようで、自らのモノにするには主張を多く持っている娘なのだ。


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