2007年08月06日22:12

夏になると箱根を訪ねたくなりますね。
たくさんは泊まったことがないのだけれど、僕は箱根が好き、高速を沼津で降りて
柿田川の水が涌く清水町を抜け三島を過ぎればもう箱根へ真っ直ぐに登る道。
大きな車を持っていないから少しうんうんと車にがんばってもらって坂を登ってい
けば、真夏でもたちまち気温が下がり、森は深くなる。
カーブを曲がる旅に、黒くて深い森が迫り、山に向かって打ち降ろす打ちっぱなし
ゴルフ場があったりしてリゾートに近づくのがわかる。
がんばった車を労わるのは、坂のてっぺんのお休み処、道路の左に昔から続く
食堂があって、そこに寄るのです。
昔々国道一号が箱根を越えていた頃には賑わっただろうその店は、今もホルモン
焼きのロースターがあるようなお店で、気丈な女将さんがキリッとお店を切り盛り
していて、トン汁が美味しいようなお店なのです。
坂を登りきればもう目の下は芦ノ湖、湖畔のすばらしいホテルにさも立ち寄るか
のように車を走らせ、たくさんの温泉の看板を見ながら、ときおり吹き上がる湯煙
を楽しみながら、坂ばかりの山と湖の町を走る。

大きな企業の保養荘をすごいなと見ながら芦ノ湖を巡ればすっかりエアコンも
いらなくなり、窓から入る風はとても爽やかに感じるのです。
箱根は大きな観光地ですが、泊まるホテルは層によって分かれていて、アッパー
な宿にはそれなりの、そして僕らのような層はまたそれなりの宿に向かいます。
それでもドライブしているうちはみな同じ、ちょっと間違えたふりして楽しむ車寄せ
のある宿などを楽しみ、冷たい沢の水を見つけて手を浸すのもうれしいのです。
いつもそんなに高級なところには泊まれませんが、どの旅館も箱根の歴史を作っ
た古い旅館ばかり、白いお湯などが出たら最高のご馳走になります。
天気によっては山の麓から湧き上がる真っ白な霧で数メートル先も見えなくなる
のも箱根の旅のオプションとして楽しむことができますね。
普段の道でフォグランプを点けている車を見ると、眩しくていやだなと思いますが
箱根の霧の中では必需品、ライトだけでは目の前にいきなり車が現れて冷っとし
てしまいます。
泊まった朝もたっぷりのお湯につかり、宿を後にしてもなかなか箱根から降りたく
ない、坂の下はまさしく下界の暑い夏が待っているのです。
ああ、、今年もどこにも予約する余裕を持たなかったな・・・
箱根に滞在くらいする余裕と計画性を持たなければ。
僕にとって、そうだ!は箱根、あの坂の上の別天地へ行きたい。
それはね、こんなプロモーションを見てしまったからなのです。
葛谷葉子さんの歌、素敵です。僕はこの声がとても好きなのです。
どんな人なんだろうな。
もうじき夏休み、みなさんはどこへ行くのでしょう。僕はブログでうらやましがっていよ
うかなあ。
そうだ箱根へ≫
カテゴリー │深遠なる缶詰デスクから

夏になると箱根を訪ねたくなりますね。
たくさんは泊まったことがないのだけれど、僕は箱根が好き、高速を沼津で降りて
柿田川の水が涌く清水町を抜け三島を過ぎればもう箱根へ真っ直ぐに登る道。
大きな車を持っていないから少しうんうんと車にがんばってもらって坂を登ってい
けば、真夏でもたちまち気温が下がり、森は深くなる。
カーブを曲がる旅に、黒くて深い森が迫り、山に向かって打ち降ろす打ちっぱなし
ゴルフ場があったりしてリゾートに近づくのがわかる。
がんばった車を労わるのは、坂のてっぺんのお休み処、道路の左に昔から続く
食堂があって、そこに寄るのです。
昔々国道一号が箱根を越えていた頃には賑わっただろうその店は、今もホルモン
焼きのロースターがあるようなお店で、気丈な女将さんがキリッとお店を切り盛り
していて、トン汁が美味しいようなお店なのです。
坂を登りきればもう目の下は芦ノ湖、湖畔のすばらしいホテルにさも立ち寄るか
のように車を走らせ、たくさんの温泉の看板を見ながら、ときおり吹き上がる湯煙
を楽しみながら、坂ばかりの山と湖の町を走る。

大きな企業の保養荘をすごいなと見ながら芦ノ湖を巡ればすっかりエアコンも
いらなくなり、窓から入る風はとても爽やかに感じるのです。
箱根は大きな観光地ですが、泊まるホテルは層によって分かれていて、アッパー
な宿にはそれなりの、そして僕らのような層はまたそれなりの宿に向かいます。
それでもドライブしているうちはみな同じ、ちょっと間違えたふりして楽しむ車寄せ
のある宿などを楽しみ、冷たい沢の水を見つけて手を浸すのもうれしいのです。
いつもそんなに高級なところには泊まれませんが、どの旅館も箱根の歴史を作っ
た古い旅館ばかり、白いお湯などが出たら最高のご馳走になります。
天気によっては山の麓から湧き上がる真っ白な霧で数メートル先も見えなくなる
のも箱根の旅のオプションとして楽しむことができますね。
普段の道でフォグランプを点けている車を見ると、眩しくていやだなと思いますが
箱根の霧の中では必需品、ライトだけでは目の前にいきなり車が現れて冷っとし
てしまいます。
泊まった朝もたっぷりのお湯につかり、宿を後にしてもなかなか箱根から降りたく
ない、坂の下はまさしく下界の暑い夏が待っているのです。
ああ、、今年もどこにも予約する余裕を持たなかったな・・・
箱根に滞在くらいする余裕と計画性を持たなければ。
僕にとって、そうだ!は箱根、あの坂の上の別天地へ行きたい。
それはね、こんなプロモーションを見てしまったからなのです。
葛谷葉子さんの歌、素敵です。僕はこの声がとても好きなのです。
どんな人なんだろうな。
もうじき夏休み、みなさんはどこへ行くのでしょう。僕はブログでうらやましがっていよ
うかなあ。
この記事へのコメント
箱根に行った気分になりました(^-^) いつもいつも文章力さすがです(脱帽)
私は、鍼灸学生時代に湯河原に住んでいたのですが、何回か原付で芦ノ湖に行ったことがありました。原付で山道を上がるのは少し大変でしたが(と言っても30分くらいで着きますが)、芦ノ湖の辺りの景色はいいですねぇ。
私は、鍼灸学生時代に湯河原に住んでいたのですが、何回か原付で芦ノ湖に行ったことがありました。原付で山道を上がるのは少し大変でしたが(と言っても30分くらいで着きますが)、芦ノ湖の辺りの景色はいいですねぇ。
Posted by sao at 2007年08月07日 01:03
saoさん、コメントありがとう。まだ起きておりました。
お褒めいただき恐縮です。
湯河原、麓ですね。いいところです。
あのあたりの岩が多い山道を走りたいと思います。
仕事大変ですが応援しています。また声をかけてね。
お褒めいただき恐縮です。
湯河原、麓ですね。いいところです。
あのあたりの岩が多い山道を走りたいと思います。
仕事大変ですが応援しています。また声をかけてね。
Posted by イチロー at 2007年08月07日 01:09