トゥルルル

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トゥルルル

リーダーであり殆どの楽曲を作曲し、歌っていたNSPの天野滋さんが亡くなった
後、ファンクラブを中心に彼の思い出を関係者が語るフィルムコンサートが各地
で開催されています。

そのフィルムコンサートに、友人のしんちゃんが誘ってくれ、先月行ってきました。

その中で、天野さんに親交の深かったミュージシャンが、NSPの特徴は「トゥルル
ル」のコーラスだというのです。

確かに、NSPの曲には前奏、途中のコーラスに特徴的に使われ、外にはあまり
例をみないのがこのコーラス。

天野滋さんの発明したこのフレーズは、NSPそのもののように思え、NSPはこれ
を発明し、使い、有名になったとも言えるのではないか

そろそろ季節が来る”線香花火”では 夏の真っ暗だけれどワクワクする闇を思わ
せ、”八十八夜”では 写真を見つけ、加速するせつなさを表すこのフレーズ。

NSPをあかぬけないと評する風もあるのだが、同フィルムコンサートでNSPのバ
ックバンドや、スタジオミュージシャンとして参加した”CHAR”が、「彼らに気付かさ
れたものは大きかった」と語るのは、心象風景を表現する手段を持っていたから。

天野滋さんの楽譜には、「トゥルルル」と書いてあったのでしょうか?


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この記事へのコメント
NSPは私の青春時代、イルカと共に聴きまくっていました。
何故か切なさと、そう~あかぬけない・・・

でも私もあかぬけてはいなかった~今以上に。

今でもスゴく聴きたい時とそうでない時がハッキリしているんです。
何故だろう~自分の心にゆとりがある時などは
懐かしさに浸れるけれど、色んな情景を思い出して落ち込む時も
あります。

♪「コンクーリートの壁にはさまれて~」って題名が判らないんですが
当時はドキドキしながら聞いてました~。
Posted by ピロどろ~☆ at 2006年06月30日 18:27
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