空がとても低い

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空がとても低い

タタン、タタンと雨の音が聞こえる朝は、春でなくともまだ寝床にいたい。

目をつぶったままでいつもの鳥の声が聞こえない朝に、規則正しい雨音
を聞けば子守唄にして、また毛布にもぐりこんでしまうのです。

おはようございます。もう朝ですよ。

母の胸から離れて育ち、歩きはじめた私たちが守られているのは暖かい
寝床、今日をはじめる時くらい、少しだけ眠りの贅沢をしたい。

でも起きなくてはね。今日一日働けば明日は寝床の中で土曜日を思い出
し、うれしい眠れにまた入れるのですから。

どんな夢を見ていたのでしょうね。目覚めてしまうと思い出せないのです。
さっきまで、うつらとうつらと暖かい夢の中にいましたのにね。

タタンタタンと雨の音がしています。
眠っている間にも聞こえていた規則正しい音なのです。

いつの間にか覚えてしまった朝の雨のリズムなのです。

さあ、そろそろタタンと起きて、お布団をタタンでおきましょうか。

雨の朝にはあの寝起きのクシャミもないのですから。

さて、寝起きのラジオは”こんな曲”を流していますよ。 空がとても低い朝。

金曜日がはじまります。


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