イチロー的こころ（旧版）

よほどの恋を経験したドンファンならまだしも、人はその恋し方を多く持って
いるわけではありません。

さてあなたが最大の現役生活を送っていた頃を思い出してみてください。

こんばんは、音楽夜話の時間です。

その方法で成長をとめてしまっていることに気づくはずです。
そうそう、恋のし方とはどこかで成長をとめてしまっているのです。

純情派な方はそのままに、ちょっと不実な人もそのままに、恋多き方はそ
の方法ごと今も恋していらっしゃるかもしれません。

いずれにしても歳を重ねたとしても、十代や二十代の方法であなたは今も
恋する方法を持っているのです。
ただし、使うか使わないかはあなた次第なんですけどね。

下駄箱に入れたラブレター、無理とわかって届けたチョコレート、花を贈るこ
とが一番だと決め付けているのも、恋する心の成長過程でどこかで覚えて
今もそのままでいるのです。

恋する気持ちは、千里も一里、どんな力にも勝る力になります。
このパワーを違うところで発揮できたとしたら、みんなすごいスーパーマン、
スーパーウーマンに育っていたはずですが、どこかで止まってしまうから、
今も無事にいるのですよ。

それにしても、あんな季節はどこで止まってしまったのでしょうね。
情熱だけで時間をかけられていたあの頃、そしていつまでも待っていたく
なる心・・・・おっとそれは私のことでしたね。

今は一人の人を大切にすること、これに限ります、なんて言いましたら納ま
っている心に火をつけるなと言われそうですね。

これはもちろん、今晩の懐かしい一曲の為に書いてみたのです。

今晩はスリードッグナイトで、オールドファッションドラブソング。

なつかしいオルガンの前奏で、まだ恋の伸び盛りだった頃に戻ってみてく
ださいね。

それではおやすみなさい。