菫色すみれいろ

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菫色すみれいろ

色名の面白さはそれぞれを使う楽しさを想像することにありま
す。色名がふくらめる想像は際限なく広げられるのです。

日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦してい
ます。

「色」という言葉を用いることにより伝えることが広がる。
「菫色」と使えば想像が広がるのです。
「夏色」という表現をつくればそこから物語を綴ることもでき
るのです。

先に「冬の色」を書いたことがありますが、菫色と同じくそこ
に表される植物は「からたちの花」です。
その花は匂いを持たないそうですが表現の中では確かに香って
くる。
菫色にもそこに醸される香りがあるのです。

色名に何かを加えたら、きっと何かの物語が書ける。この色字
典はそこに着目し、さまざまな想像を広げようと書きはじめた
のです。

456色もの名を持つ日本の伝統色にはきっとそれぞれの来歴が
ありますが、それを調べるのではなくその色イメージを色名に
求めて空想してみる。

すると何かが生まれ出してくるのです。

去年岩山を持つ光を持つ神社で菫の群落を見つけました。
菫摘まれないようにと願いながらそれを写真に撮りました。
次に菫に出会ったならば、かわいい花よいつまでもと祈りまし
ょう。

そして次に菫色を書くときのために何かを想像しましょう。


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