纁そひ

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纁そひ

色名を見ても「読み」すらわからないものがある。「纁(そひ
)」は淡い赤色であり、shade of redである。

日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦してい
ます。

その色を解説するものに「ほおずき」をもって説明するものが
あった。ほおずきは最も好きな被写体である。

ほおずきを漢字で書けば「鬼灯」となる、昼に見るより夕暮れ
からの市で買いそれを提げて戻り、玄関先などに置いて楽しむ。
美しい緑にポッと点った灯火の如しというところである。

野に咲く花を一輪持って帰り、一輪挿しに飾るのは野を家内で
楽しむ方法である。
風情とは自然の変化に気づくことから始まるのです。

野に点る灯火ひとつ、ふたつと鬼灯を楽しむ夏があるのです。

かつてある畑で育てられる鬼灯を見つけその写真を撮った。
夏過ぎてもその鬼灯はそのままで秋に至る。そして冬を迎えた
のである。

若い鬼灯がありました。熟れた鬼灯がありました。枯れ美しい
鬼灯がありました。そして全うした鬼灯がありました。

鬼の灯は纁(そひ)の色。次の夏にまたあの畑を訪ねてみる
ことにいたしましょう。


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