遠州茶えんしゅうちゃ

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遠州茶えんしゅうちゃ

遠州と見れば我が地元であり、少しうれしい。されどこれは小
堀遠州のことである。

日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦してい
ます。

小堀遠州は千利休、古田織部の三茶人のひとり、遠州が好んだ
着物の色として遠州茶は残っています。

さて遠州とは静岡県西部地方のこと、古くは遠江、駿河、伊豆
と三地域に分かれていた静岡県、駿河(中部)と遠江(西部)
は大井川で分けられています。

東西に長い静岡県は東名高速道路で通過するのに長い時間がか
かり東部の御殿場と西部の浜松までは同県とは思えぬほどの
距離があり、また文化も商圏も違うのです。

もともとの国わけが違えば商圏もその文化気風も違うのは当然
で、伊豆や東部は首都圏の文化を容易く受ける地域であり、中
部の静岡はかつての殿様文化を残し、西部は工業が盛んで元気
な街が続きます。

近江(京から近い)が琵琶湖ならば遠江(京から遠い)は浜名
湖でもある。東京と大阪(京都)の真ん中あたりであれば文化
も独特でもある。

我らそんな街に住み、こんなことを書いて暮らしている。


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