永遠の歌

カテゴリー │音楽夜話

永遠の歌

歌はドラマだ。

中学時代に作詞家”松本隆”さんに出会い、3コーラスほどの短い歌詞の中に
ドラマが書けることを知り夢中になる。

もちろん、無駄や長い言葉を使わず、一つの言葉から情景が湧き出すものを
選ぶのだ。

真夜中の常、YouTubeで検索した言葉は「threeDogNight」、アメリカの
3人のボーカルを持つバンドの名前。
名曲を多く歌い、なによりもコーラスが美しい。

彼らの佳曲の「PieceOfApril」が検索されてきて聴く。

なんと、Tubeに挿入されている映画は、僕の好きなあの映画。

若き二人はめぐり合い、愛し合うようになるが、彼女の両親がよりふさわしい
人との結婚を望み、彼女も婚約を承諾する。
結婚もまじかな日、最後の思い出に会いに来た彼女はまた彼のもとに戻る。

次のシーンは認知症のお年寄りをケアする施設、彼女はそこにいた。
彼女はもう夫である彼を一瞬しか思い出せない。

でも最後の時間、二人はダンスを踊り、そして翌朝眠るように二人で亡くなっ
ているのが見つかるのだ。

PIeceOFAprilは僕が中学時代に聞いた曲だった。
それから30年以上たって、再びめぐりあう。

ドラマは短い曲の間に二人の人生を見せてくれた。

歌は人生を歌い流れるドラマなのである。


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この記事へのコメント
ダンスシーンが印象的な映画ですね^^
音楽を楽しみながら、もう一度観たくなります。

「君がどうしたいのか?」
人生の選択の中、そして、日々の中で
自問します。

ダンスの時に^^・・・私だったら・・・^^
Posted by sweetkana♪ at 2007年01月31日 09:48
大人って過ぎてきたことを美しく思い、さらに今がさらに美しく
思える心だと思うのです。
この映画のステキさはそこにあるのでしょう。さらに幸せが増す
ような生き方すばらしいですね。
僕もがんばらねばなあ
Posted by イチロー at 2007年02月01日 09:50
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    コメント(2)