会いたい

カテゴリー │音楽夜話

会いたい

「せつなさが加速する」、来生たかおさんはそう表現しましたが

恋とは心が心を探しもとめること、求める分だけせつなくなり、それが苦しいまで
に加速していくのは誰にも経験のとおりです。

歌とは詞や曲に自らの体験から共鳴して感情移入するもの、この曲は「日本の
泣ける歌NO1」だそうです。

大人になると、なかなか泣くことはできない。

泣くな、泣く場合ではない、泣いているだけじゃだめだと世間は言います。
競争社会の中で常に自立し、強くあり、自分を律して過ごせば、心はひとりぼっち
となり、どこかにより所が欲しくなる。

それが恋の出発点だったりする場合もあります。
また、恋ができない理由になったりもします。

大人は時々、嗚咽(おえつ)をあげて泣くくらいに心を開放すべきと言われます。
笑うことと同じくらい、心をたかめ、ゆさぶって自らの心に素直になってみる。

ゆえに、泣ける状況をつくる、お話、映画をみたくなる。
わかっていても、それを求めに行ってみることがありますね。

さて、泣ける状況がある歌は、体験と同じでなくとも、わかることができます。
いつもさみしい私の心をその歌の状況に置いてみる。

くりかえされる「会いたい」は共通に求める、心の加速を促すものなのでえす。

さて、あなたは会いたい人はいますか?

恋だけに限らず、親子、兄弟、心許した懐かしいあの人。

もちろん、恋人ならなおのことでしょう。

深夜なら、たまには自分を許して思い切り泣いてみるのがよい。

今晩は、泣ける歌NO1、沢田知可子さんの「会いたい」をお聞きください。

そうそう、このYouTube動画、話題となったあのドラマのシーンを見ることが
できから、さらに加速する。

懐かしい過去に甘えてみてください。


同じカテゴリー(音楽夜話)の記事
冬の一番深い日に
冬の一番深い日に(2011-01-31 23:55)

吊りのバイオリン
吊りのバイオリン(2011-01-26 11:22)

JOHNを聴いた日
JOHNを聴いた日(2010-12-08 08:39)

のこぎり屋根の歌
のこぎり屋根の歌(2010-10-21 21:00)

飛びつづけるひばり
飛びつづけるひばり(2010-02-05 17:26)


 
この記事へのコメント
はい!聞きます。
Posted by ichio at 2007年03月07日 00:44
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
会いたい
    コメント(1)