SEALED IT WITH A KISS

カテゴリー │音楽夜話

SEALED IT WITH A KISS

手紙を書き、封をする。

封にシールを貼ったりする方もおりますが、ここにワックス(蝋)で封をして、その上
に自分のマークなどを捺すなどという凝方をする方もいらしゃいます。

今や携帯とインターネット時代、手紙を書くくらいなら電話してしまう、メールの方が
早いのよと言われますが、一瞬で送るメールだからこそ、毎日メールチェックをいた
しましょう、返信はどの程度までに・・・・などというネチケットが生まれてしまう。
忙しい世の中には便利なものですが、そんなに急ぐ手段ばかりがよいわけではあり
ません。

手紙は送る側から受け取る側に人の手によって旅をする。

受け取っても、後でゆっくり返事を書きましょうという。ゆったりとした時間を持つのが
手紙です。

郵便箱を開けると、手紙が届いているという喜びは、メールの着信とは違う喜びがあ
るものです。

さて、今晩の曲はレターメンの「SEALED IT WITH A KISS

スタンダードナンバーとして多くのシンガー、グループが歌う名曲です。

邦題は「夏にさよならを」かと思います。

夏を楽しんだ恋人たちが秋にさよならをする。
サヨナラの手紙を、キスで封をする、なんてロマンチックな歌詞でしょうか

以前訳詩を見ましたが忘れてしまった。
でも、なんとなく、そんな意味がわかるのは、正確な英語で歌う彼らの歌声
だからでしょうか

洋の東西を問わず、春に芽生えた恋が夏に育ち、やがて秋(飽き)が来ると
いう構図は同じ、そう言ってしまえば、夏の恋は危険なことばかりのように聞
えます。

少し夜更かしして夜の街をそぞろ歩けるのも、夏祭りだ花火だと夜のデートが
できるのも夏のおかげです。

もし、今お持ちの恋がこの夏に燃え上がったなら、そのまましっとりとした秋に
続きますように。

でももし、秋てしまいましたら・・・

こんな曲を贈るのもいいのでしょうね。

夏の思い出にキスで封をする。レターメンで「SEALED IT WITH A KISS

お聴き下さい。※映像はこの女性の思い出をまとめたもの、そのバックにこの
曲がいれられています。どんな風に使ったのかなと想像してみてください。

それではどうぞ


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