広瀬アナの再会

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広瀬アナの再会

告白してしまえば、年上の女性にかしずく関係が好きで、もしも上司にそんな人が
いたらよき社員になれたでしょう、などと考えてみる。

スタートレックボイジャーのジェイン・ウェイ艦長であったり、現実には浜松酒造の
女番頭をつとめ、今は浜松鴨江で”酒と酒肴の槐(えんじゅ)”を営むキミ姉さんだ
ったり、仕事ができ、さらに女性らしい凛とした色気を持つ年上の方に憧れるのです。

こんばんは、音楽夜話の時間です。

東京時代だからもう30年もの昔となる。
勤めたお店は仕事中にラジオがかかっていて、これはNHKに限られておりました。
そこに広瀬久美子アナウンサーの受け持つ番組があり、楽しみに聴いていた。

その番組は姉御肌の彼女のトークにゲストが絡んだりする番組で、一本通った姉御
がどうゲストからうまく話を引き出すかなどが楽しめた。
その番組から流れてきたのが、金子由香里さんの「再会」でした。

もとよりシャンソンなど大人の世界は知るはずもなく、ただ広瀬アナを泣かせたという
ほどのシャンソンだと聞き、これに聴き入る。

愛し合った若い男女が別れ、今は大人になっている。
ある日彼女が街でその男と再会する。
懐かしさとうれしさで思わず声をかけて話し込んでしまうが、彼は奥さんを連れている。

彼女はそれに気づき、懐かしくておしゃべりしちゃったわねと彼を見送る。
そんなシーンがピアノにのせて語り歌われるのです。

シャンソンは人生を語り歌う、大人の分別を持つようになっても、あの日の恋はまだ続
き、まだ私の子供性が「あの人は奥さん?少し私に似ているわ」などと語らせてしまう。

でも見送って一人になると「今でもあなたを愛しているのよ」と心の中でつぶやく。

今回、どうしても金子さんの音源をと捜しているのですが、YouTubeには無く、ポール
モーリア楽団の原曲のみとなりました。

まだ聴かぬ金子由香里さんに憧れるもととなったのは、同じように感激している広瀬
アナがとても魅力的な女性だったから。

そして同じ曲を聴き、手をとめてしまった20代の自分から何も成長していないから。

いつか本物の金子由香里さんのコンサートに行ってみたいと思います。
その時は始めてでも、僕には再会。

素敵な年上の女性をエスコートして行ってみたいな。

そんな憧れをこめて、今夜の曲は「再会」をお送りします。

でも残念なことに金子さんの音源がないのです。代わりにポール・モーリアの
演奏になりました。

「ああ、私っておしゃべりね、引き止めてごめんなさい」、さあどうぞ。


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