イチロー的こころ（旧版）

この画像はＷｅｂ上からお借りしたものです。

夜更かしをしてＹｏｕＴｕｂｅを見ていると、懐かしく思い出す歌が流れてきました。

ペギー葉山さんの「学生時代」です。
この歌の歌詞は、ペギーさんが青山学院大学時代のことを歌ったのだと聞いて
いますが、誰でも少しだけ経験があるような懐かしい気持ちになる曲ですね。

なにげなく聴いていると、「テニスコート、キャンプファイア、懐かしい日々は帰らず」
歌詞を口ずさめば、僕にもある青春時代の思い出の顔が浮かんでくるのです。

大学受験もしないでギターに夢中になっていたあの頃、気づけばみんな行き先が
決まっていて、先生に呆れられた日、進学でも就職でもない中ぶらりんの高校三
年生をおくりました。
歌があれば、それでよかった青年でした。

青学にも上智などミッション系の大学に行った仲間もおりました。
何も宗教は持っていないけれど、蔦のからまるチャペルに憧れたり、そういえば
どちらも大学も東京時代に行ってみたことがあるのです。

ことさら学生のような格好をしてうろつき、それでもギターケースをかかえて歩いた
東京、学生への憧れはこんな歌が好きなことでもわかるのです。

２０代の頃、久々に集まった仲間と部屋を借りて宴会をした。
そこには小さなカラオケがあって、古い歌ばかりが入っていました。
誰かが、学生時代をかけると、全員が立ち上がって肩を組み、ラインダンスのよう
に足をふりあげて踊りながらこの歌を歌いました。

なつかしいあの頃、学生時代。思い出を共有する毎日一緒にいた仲間たちでした。

一緒に歌いながら、少し涙が出てしまった。

深い秋の夜にはそんなことも起こるのです。よかったらいかがでしょうか。

ペギー葉山さんで「学生時代」お聴きください。