流星ワルツ

カテゴリー │音楽夜話

流星ワルツ

ブログを眺めていると、気づかなかったことを思い出し、その写真からまた一つ
の歌を思い出すことがあるのです。
今夜の写真は、昨日大黒屋さんが撮ったもの、きれいな満月を教えてくれるの
もブログだったりする、素敵なことですね。

こんばんは、音楽夜話の時間です。

しし座流星群や昨年末のふたご座流星群もそのひとつ、寒い真夜中の空に
訪れるファンタジーを見つめた人も多いことでしょう。

旧い仲間が春野のお山のてっぺんにシンフォニーというログペンションを運営
していますが、そこの名物も流れ星、夏の夜空いっぱいに輝く星を前庭の芝に
ダンボールを敷いて、いつまでも眺めていると、やがて星が流れてゆく。

とても長い時間そうしているのですが、誰も何も言いません。
星空の下、背中の芝の青い匂いをかぎながら空の星を眺めていると、遠い遠い
記憶の中に戻って行けるのです。

まばたきをしないように、じっと見つめていれば空の星は静かに輝くばかり、
またたく星はまばたきの間にも流れて落ちてしまうのです、静かな静かな気持
ちで待つだけなのです。

まだ春まではもう少し、また夏になればあのお山の上の芝で星を見つめること
ができるでしょうか

今夜はとても静かな気持ちで歌を聴きたいと思います。

ふきのとうで「流星ワルツ」をお聴きください。

燃え尽きる前に願いを、私たちの命は星に比べればまたたく間の命かもしれま
せん、でもワルツは一人では踊れない、私たちは仲間たちと楽しく踊りながら
暮らしているのです。


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この記事へのコメント
コメントいたしまする。
私の写真を使っていただいてありがとう。
群青色の夜空が春を現し。
昼間木に止まっていた雀は巣に帰り、月と2人だけの世界でした。
「静寂と語らい」
Posted by 大黒屋 at 2008年02月23日 09:07
大黒屋さん、写真をお貸しいただき感謝します。
静かな大きなもの、見守ってくれるもの、憧れをもって小さな私たちは仰ぎます。自分が見えてきますね。
Posted by イチローイチロー at 2008年02月23日 10:37
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    コメント(2)