イチロー的こころ（旧版）

９月１６日の浜名湖フォークジャンボリー’０６の前夜

２日間続くコンサートの最後を飾るＫＡＺさんのテルシーバンドの演奏終了後、フィ
ーナーレの曲として「心の旅」を用意しているんだと聞いたのです。

１年の長丁場の準備のあと、多くのボランティアやスタッフをまとめ、当日はステー
ジもつとめるＫＡＺさんの万感の思いがその曲に託される。

演奏した３８バンドのみなさんが全員ステージに上がり、ＫＡＺさんを中心に心の旅
を歌う。

会場カメラ担当としても、うれしくてブレそうになる感激の中におりました。

フォークといっても、古い反戦歌などからはじまり、世代を超えてスタンダードとして
歌いつながれる曲は多くない。
ここで、あの頃の定番のフィナーレソングにせず、２０代から５０代までが一緒に歌
える歌を選んだ、ＫＡＺさんの思いの深さを感じておりました。

彼は言います。

「アマチュアの歌は聴かせるじゃなくて、一緒に歌う為に歌うんだ」

その精神が、あらゆるバンドを結びつけ、最後には会場と一緒に大合唱が出来た
のです。

フィナーレの曲がおわっても、拍手鳴り止まず、次第にアンコールの拍子に変わりま
す。

そして、最後の最後として、”あの素晴らしい愛をもう一度”がさらなる大合唱となって
浜名湖に響いたのです。

あの素晴らしいコンサートにをもう一度。

既に、来年の浜名湖フォークジャンボリー’０７の準備がはじまっただろうスタッフの
みなさん、来年もぜひ、一緒に歌わせてください。

今夜は、一緒に歌おうと浜名湖フォークジャンボリースタッフの皆さんが選んだ歌

”心の旅”、オリジナルメンバーのTulipでおおくりします。

はい僕も、「いつのいつの時でも　僕は忘れはしない」　でおこうと思います。