クーペに乗る

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クーペに乗る

クーペとは元々は「2人乗りの箱形馬車」という意味。

総じて車高は低く、重心が低く運動性能が高い車が多いという定義がある。

流麗な流れるようなファストバックのルーフを持つものが多い、とあらば、こ
れはクーペのようでもある。

サイドのガラスエリアを最高端まで伸ばした姿が美しいから、これはクーペと
読んでかまわないが、じつは写真のトリミング(写真の一部を切り取ること)の
マジックなのだ。

よく見ていただくと、全席のヘッドレストははるか前にあり、後席ヘッドレストも
見えているから、写っているのは後席なのであります。

このドアが前席であれば、これは旧S30Z級のスポーツを予想できる。
さらに少し見えているにはリアウインドウであり、ハッチバックを持たない。

ならば、何であるか、この写真の中にヒントは一つ、ホイールの中心にメーカー
を表すマークがデザインされている。

ちなみに、ダブルシェブロンというマークである。

すなはち、フレンチのあのメーカー製なのだ。

黒に近いボディに、内装は白(に近い色に見える)

この車のインプレッションの機会を作っていただき、昨日午後これのシートに
包まれていた。

今日から少しづつ書いていきたいと思う。

こういう色の車は明るい太陽の下が苦手だ、というより、カメラは苦手とする。
全てが写りこみ、ボディにややこしい陰をつくる。

それを差し引いても、美しい。(車を単に美しいと言うべからずの禁をおかす)

ボディは誘惑のふくらみを持ち、ガラスは鏡のように静かである。

クーペではないこの車を書くことに、静かに興奮している。


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この記事へのコメント
“流星号”ですね(笑)


なんともシャレた形をしていますね、

どのカテゴリーの車と捕らえたらよいのでしょう??


後が低い位置からガバッと開くのがいいな、

前から見ると・・・・・・○○みたいだけれど

             (↑水の中にいる動物)
Posted by sen at 2007年03月09日 01:03
C6ですか?お洒落な車ですね(^_^)
Posted by エリーのお父さん at 2007年03月09日 02:10
senさん、はいそのとおりです。
外もよいのですが、中はまたすばらしい、そして走ればというお話を
書いていきますね。ぜひお読みください。

エリーのお父さん、はい、体験してきました。
とても書きつくせません。
Posted by イチロー at 2007年03月09日 20:12
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    コメント(3)