優しきものの夜

カテゴリー │シトロエンC6

優しきものの夜

夜は包まれた幸せの中にいたい。
真夜中の車の話しは刺激があってはならない、ただときめきだけでよい。

壁紙を変えたおかげでときおり横幅500ピクセルもの写真がのせられる
ようになった。
まだまだ幅は大きくできるのだけれど、小心者にとったはこのくらいがちょ
うどよいのです。

幅を広くできたら車を横から撮っても平気、伸びやかなスタイルを伝えら
れそうです。

車は高さの3倍もの長さを持っていて、優しくなだらかなボディをお伝えに
にくいものなのです。
これからは少しパノラマチックに撮ることができるのでしょう。

夜の優しさは、包んでくれるもの。それならばシトロエンC6を選びます。

時代を反映して怖い顔をした車に乗り、競争に勝つように走る車が多い
中、スルスルと走り、「みなさん、ごきげんよう」と言いながら通り過ぎるの
がC6なのだ。

気負わず、表に心を表さず、もちろん汗も見せずに走るのが高級としたい。
筋肉のふくらみを見せて威嚇したら、お里が知れるのである。

この時間から朝に向かい東に向かう高速に乗るのなら、荷物を満載して走
る力強いトラックの群れにお疲れさまと言いながら走ろう。

前に走るものがあれば、鼻先が触れるほどまで迫ってゆく攻撃的な車には
ひらりとレーンを譲り、また静かに走り続けましょう。

夜は筋肉に包まれるよりも、優しい抑揚のある体とともに過ごしたいもの。
夜のご案内は、シトロエンC6の受け持つところでしょう。

C6がエレガントに走ることができるように、スケジュールを調整するのもオー
ナーのエスコートの重要なポイントになる。

かくして夜中のハイウェイを走るあなたとゲストは「ごきげんよう」のC6が優
しく包んでくれるでしょう。

素敵な音楽も、そして厳選した飲み物のバスケットに積み込み、とても余裕
をもって走りだすのです。

力よりも伝統と格式を、さらにお洒落でなくてはならない。
それなりの投資をしてエスコートするならば、さらに包み込んでくれる彼女
はもっと大人の世界を教えてくれる。

シトロエンC6はお高くない、よき育ちを感じさせてくれる大人の車なのです。


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この記事へのコメント
ガナッシュ色のC6もフランスを出航した様子。
日本への到着が楽しみなのですが・・・・。

面白い話を訊きました・・・・・・「途中、海賊に出会い遅れることもあるそうです!」

本当でしょうか???
Posted by emu@サンガーデン at 2007年07月02日 07:28
emuさん、コメントありがとうございます。
海賊とはすごい話ですね。さすがに海賊”船系”の車に目をつけるのでしょうか、船積の間にさらにワインのように熟成するのはemuさんの心ですね。浜松港に着きましたらまたお教え下さい。
Posted by イチロー at 2007年07月02日 09:32
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    コメント(2)