イチロー的こころ（旧版）

こんばんは、今宵の音楽夜話は「あなたの心に」をおおくりします。

女優にして歌手、声優、そして議員へと多彩な才能と努力を見せた中山千夏
さんは私たちの子供時代に憧れた女性の一人でした。

若い我々には憧れの先輩として、年上の方には引き上げてあげたくなるような
存在であった。
若きキラキラした才能を持つ彼女は多くの人に支えられて広く活躍されたので
はないでしょうか

彼女は１９４８年生まれというから私より１０歳年上、そろそろ還暦になられる。
女史は歳をとらず今でも若々しく活躍されています。

さて「あなたの心に」はドラマの主題歌、女優にして歌も歌える、そしてその歌は
みずみずしい若き感性に溢れていたのです。

「あなたの心に風があるなら、そしてそれが春の風なら、私一人で吹かれてみた
いな。」

「あなたの心の空があるなら、そしてそれが青い空なら、私一人で登ってみたいな」

と歌う千夏さんはその理由を続けます。

「だっていつもあなたは笑っているだけ、そして私を抱きしめるだけ」

広げてあげたい才能を見つけた大人たちは、彼女を空や風や海のように大きく包み
こんで伸ばしてあげたいと思ったのではないでしょうか

千夏さんもそれに気づき感謝していた。

「あなたの心に」はそんな若き千夏さんを表しているように思えるのです。

深夜はいつになっても、誰かに守られていたい、振り返ると大きく笑顔を見せてくれる
人に包まれていたいと思いますね。

さてそれでは中山千夏さんで、「あなたの心に」お聴き下さい。