幸せな結末

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幸せな結末

恋する感情とはどんなものだったのか

少し忘れてしまっていますね。そうは遠くなかったように思えるのに、恋というような
パッションはもう遠く、ものの分かったような顔をしている。
秋です。秋ですから、またそんなことを考えても、考えるだけならば許されるのです。

こんばんは、音楽夜話の時間です。

夜の街の灯りとはそんな恋をする二人の為にあって、あの店の前も、洒落た待ち合
わせのバーも用意されていた。

別で使った素敵な店も、次は彼女をここに誘おうとチェックしておく。
そんな時には、あの席、この服などと想像して、できれば予約席をとっておこうなど
と考える。

そんな頃もありましたね。

恋をすれば時間は鼓動と同じ速さで進み、ドキドキした分だけ早くなってしまうから
楽しい時間などは早回しのビデオのようにすぐに終わってしまう。

ならば、この歌のような夜も迎えてみたい。

花を頼みにいって、思ったより素晴らしいできに彼女より自分がうれしくなってしまっ
たり、車を停めるところまで考えておき、後ろの席にそっとその花を置いて迎えに行く。

エスコートした彼女が気づく前に、花をプレゼントして二人の時間のお礼としようなど
と考えるのも、恋という加速スイッチのなせるわざなのだから。

恋とは別に木村拓也さんや松たか子さん専用のストーリーではない。

滑稽なほどに上気して常軌を外す。誰にでも起こる物語でしたね。

人の心に育つ恋の芽はいつでもふくらみ、眠っていた恋の種は芽吹き、思わぬほど
のスピードで成長してゆく。

昨日ある人が、仕事を指して「やはり情熱ですね」と言ってくれた。

うれしいと思った。今はもう恋の種はつき、芽もふくらまないが、仕事を育てることな
らばいくらでも情熱を注ぐことができる。

おや・・脱線だな。

それでは今夜は大滝詠一さんで「幸せな結末」をお聴きください。

「今夜君は僕のもの」、さあ、どうでしょう。そんなことを言ってみたい・・・かな、

どうでしょうね。私はちょっと・・・


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この記事へのコメント
大滝詠一のファーストアルバムのジャケットに反応しちまった
これはあたしの音楽のバイブルだったんですよ。
この中の曲はすべて好きで、特に五月雨、貧乏は最高。
今晩かけて見ますよ。
Posted by ぽ at 2007年10月01日 23:26
ぽさん、コメントありがとう。
友達が大滝ファンでした。僕はロングバケイションから。
あの夏のことを今でも思い出します。熱い熱い夏でした。
Posted by イチローイチロー at 2007年10月02日 14:17
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    コメント(2)