雨は茶休み

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雨は茶休み

昨日は掛川の東端、粟ヶ岳のすそ野に広がる深蒸し茶の里、
東山のお茶摘みを撮影していた。

雲があるもののお茶の山の光は強く、まつり焼けの上にま
た黒くなった。
暑い暑いとお茶の山に上り、夫婦や親子で茶を摘む姿を撮
っていた。

「明日は雨のようだなあ」、茶摘みは忙しく天気が晴れな
らば休みはない。雨が降ればお茶は摘めないのは加工がで
きなくなるからで、雨に濡れた茶葉は収穫しない。

働きものたちでも時に一服がしたいもの、「雨の日は何を
しているんですか」と聞けば家で寝転びながら段取りを考
えていると言う。

お茶畑は平地の畑や田のようにまとまってはいない。
山のあちこちに拓いた茶畑のどこを摘もうと段取りを考え
て効率をあげるのです。

「お茶摘みの期間は雨休みでも落ち着かなくてね」と働き
者たちはこたえる。

たまには雨にしてあげてください。
今朝は朝から雨を願っていた。

「お茶の頃は家でじっとしてられないだよ」と80歳過ぎの
おばあちゃんが言う。お茶畑に働くのが生甲斐なのです。

雨の一日もあってよいお茶摘み期間、おばあちゃんの写真
をまた撮らせてくださいね。


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