イチロー的こころ（旧版）

団子が苦手なのは前出のように串があるからで食べにくいのである。

一に串の先端から食べ始めると三個目辺りでクケケと喉につまり限界となる。

さりとて外して食べたらに刺してこしらえた職人にも串にも悪いのである。

故に法多山で売る団子は短い上に数本一遍に食べられるから心配がなくて正
しい団子と言えるのだ。

団子を食べるにも気を使う、なかなか生きにくい世の中なのである。

到来ものの団子をいただくならひと色がよい。
数を数色いただくとバランスを考えねばならない。
配慮をしながら食べるのも面倒である。

理想は短い串の団子をひと色三本ほど取り分けていただくことなのだ。

もしくは団子を串に刺さないでいただくことなのだ。
でもそれは団子とは言わないから理想の団子とはならない。

一本通すのが団子なら、男子も一本通すのである。

串に通すも団子、一本通した男子、甘い辛いも男子なんて歌もありましたね。

さて団子、甘い団子、みたらし団子も好きですが、何より様子がよいのは女
性の髪のお団子であります。

この場合は二個がよいですな。

なんて話は明日のココロだぁ〜