わたしサクランボ

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わたしサクランボ

公園から戻る道、もしやと思い見上げると、春に花を楽しませてくれた桜の
木にははたして小さなサクランボが生っています。

遠い山形から木箱に入れられて届く高級品ではありませんが、もう葉桜な
んて言わせない、立派な緑に育った葉の間にツンツンと顔を出しているの
です。

春爛漫の桜は、みごとだみごとだと褒められます。
葉桜になれば風情があると喜ばれます。

けれど6月を迎える今、公園のまわりの桜は見上げることを忘れられてい
たのでした。

かわいく撮ってあげたいとカメラを持って見上げれば、公園を散策する人た
ちが次々に小さなサクランボを見つけて指を指します。

とても小さなサクランボですもの、すっかり真っ赤になってしまいましたよ。

桜の木はわが子が見上げられているのに気づいて、ザワッと風に揺れて
喜んでいるのでした。



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この記事へのコメント
おはようございます。

この時期、桜の木を見上げることが無いので
全く気が付きませんでした。
近所の桜の木にもあるのでしょうか?
かわいいサクランボ。


昨日はありがとうございました。
結局、カナルの近くまでは行ったのですがお客様からの電話でUターン・・・
残念でした。
Posted by tailor at 2008年05月30日 10:19
tailorさん、こんにちは小さい赤い実がきっと隠れていますよ。ベースには昨日行きました。
まだご案内しますね。
Posted by イチローイチロー at 2008年05月31日 14:58
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    コメント(2)