花のブルー

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花のブルー

花たちが寄り添って咲くのは、うれしいことも、悲しいことも一緒になって過ご
そうとするからでしょうか。

風にフルッとふるえる花は一輪ではないのです。

外で生きるのですから、蓄えた水も干上がるほどの日照りもあります。
大切な茎まで折れそうな大風に会うこともあります。

雨の日には、みんなびっしょりに濡れて日差しが差すまでがまんをするの
です。

「あなたは優しい目、だけどとってもブルー」、こんなフレーズの歌がありま
したね。

青い花は涼しく思えますが、だけど少し寂しそうにも思えるのです。

青い花をみつめすぎたら、目までが青く染まり、心までブルーになるでしょ
うか、それとも空のように透き通ってゆくのでしょうか。

緑の茎にブルーの花、これは夏の風の花かもしれませんよ。

写真をパシャりと撮る間にも、花をふるっとふるわせて飛んでいった小さな
風がいましたからね。

小さな風は通り過ぎて、つかむことはできません。

青い花を見ながら来る夏はどんな夏だろうと思っているのだけなのでした。


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この記事へのコメント
イチローさん、こんにちは。
この花、アガパンサスです。
花言葉が何か調べたら「やさしい気持ち」
そして、花の名前はギリシア語のagape(愛)とanthos(花)に由来するそうです。
夏が来ますね。
花火や天竜下り、バーベキューなど楽しみです。
Posted by あき at 2008年06月24日 18:17
あき姐さん、こんばんは
教えてくれてありがとうございます。
兄ぃとの愛の花でしたか
今年はベースに集まってBBQ計画していますよ。
是非にやりましょう。
Posted by イチローイチロー at 2008年06月24日 19:49
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    コメント(2)