弁財天の亀

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弁財天の亀

「夏は日陰で撮りなさい、心に届きますよ」

大黒屋さんに教えていただいた通り、日差しの季節の日陰に行けば心おのず
から涼しくなる。 静かであることに気づくのです。

ブログをはじめる前から写真はプロのつもりで撮っていたつもりの自分が心を
置くところを教えてくれたのは大黒屋さん。
着物を描く心は光を感ずる心です。 心に写すものをカメラに収めるのみですよ
と心を教えていただいた。

カメラは決してメカで撮るものではないのです。

気づいた日陰の世界は夏の間ずっと続いていたはずなのに、言われてみなけ
れば気づかない、気づいて実行してみればそこに広がる世界を見つけることが
できるのです。

弁財天の亀は、いつもそこにいます。
光を噴出する噴水はずっと変わらずに噴出しています。

水から見上げたらきっと高い高い空にかかっているだろう橋があります。

静かな池の平らな水に水紋が文様を描き続けています。

亀はその光の中にいて、変わらない永遠の時間を過ごしているのです。

夏の日陰の世界がこの夏に広がった。 夏を表すことを知ったのです。

カメラを学ぶなら呉服屋に行く、こんな心理を知るのです。


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この記事へのコメント
コメントいたします。
自分自身にとって素直である事が大切だと思います。
日本人の血の中にある感覚感性。
日向の色、日陰の色、同じ色でも違う。

「光が教えてくれる、心の奥底」

「光が教えてくれる、人の心に届く色と映像」

「光が教えてくれる、時の場所と位置と角度」

全てあなたの心が知っている。
Posted by 大黒屋大黒屋 at 2008年08月06日 09:06
大黒屋さん、コメントありがとうございます。
昨日は画像お貸しいただき感謝いいたします。
涼しくありたい心が熱くなってばかりで修行が
足りません。
まずたくさんのものを見ていきます。
Posted by イチローイチロー at 2008年08月06日 10:43
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    コメント(2)