灰桜はいざくら

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灰桜はいざくら

春のうららの隅田川、とピアノの踊るような伴奏で歌ったあの日はいつ
の頃のことだったでしょうか、混声で歌うあの歌を歌う春の喜びは格別
なものがあります。

日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかの挑戦をしています。

春のうららの隅田川、この歌の名は「花」でありまして日本で花と言え
ば桜を指しております。

桜満開なることはなによりも心を浮き立たせまして出先で桜並木や桜の
土手などを見ればしばし眺めいってしまう。
桜は一年の節でありましてお年寄りを連れていって差し上げると大層
喜ばれるのであります。

「この木に花を咲かせましょう」と花咲の爺が灰を蒔きますと枯れ木
のように見えた桜に花が咲く。

大切な愛犬の灰でありますから死しても花咲の爺に孝行をする。

桜咲きましたら誰よりも年寄りを花見にお連れ下さい。来年もまたと
思ううちに長生きをしていただける。
なによりの孝行であります。


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