リトルインパクト

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リトルインパクト

ダウンサイジングの風潮があり、ハイブリッドにEVの登場とも
あれば大きなエンジンとサイズの車に乗るのはスマートではな
くなる。

万年少年であれば常に憧れ続けた車たちに乗る前に迎えたこの
時代を少なからず恨んでしまうのである。

VWが行ったダウンサイジングはMAXまで大きく強くなったエン
ジンをわずか1.2リッターに縮めた、ハイブリッド群のエンジン
も小さくなった。
この時代、小さなエンジンで燃費をあげるのがクレバーな選択
とされている。

わずか1.3リッターのイタリアンがあった。

移動するのは常に1人か2人だからこれでいい、レザーのシート
を持ち、今もフルではオープンにはできなくとも軽いパネルで
しかないタルガトップをはずせば容易にオープンエアを楽しむ
ことができるのだ。

時代のスタイルとは違うとて、この直線で結ぶデザインは現代
が追いついたと言える、シンプルこそこの時代のスタイルであ
る。

リトルイタリアンは「バスン」と音がするドアどころか軽トラ
のそれのように金属の板そのものの音で閉まる。
ペラペラのボディは丈夫さなど皆目もない。

けれどもその非力なエンジンを背にするスタイルはイタリアン
の兄たちと同じミッドシップのレイアウトを持つ。

小さなサイズの中に何を魅力に盛り込むかは、街の移動手段で
あるコミューターとても、ならばこそ必要なのである。

大きなサイズ大きなエンジン、豪華なる車が余ることになるこ
の時代に復活すべきはミニマムサイズながら多くの「ファン」
を積む車である。

赤、緑、黄色、オレンジ、黒に白などさまざまなカラーのボデ
ィを持っていたコミューターかつサンデイドライブまでこなし
ていていた車はかつて存在した。

現代に歓迎される車はそのドライバーがスマートであることを
求められる。

決してお仕着せのような数を持つ車を選ぶだけの時代にならに
ようにと思うのだ。


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