復刻版ならば

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復刻版ならば

世は復刻版ブーム、映画は既に昭和を懐かしみ「三丁目の夕日」がブームとなり
コンビニに行けば懐かしいお菓子がパッケージごと、復刻されて売っている。

食玩から独立した”おもちゃ”としてミニカーは各時代の車がメーカー別に特集され
コーヒーのおまけとして”西部警察車両のミニカー”がついてくる。

どれも、おまけなら、おまけだからと手にとってしまう。
見事に購入層の心をついた販売戦略で、まんまとはまり、机の上は一様に”懐かし”
グッズで埋まるのであります。

車のメーカーは既にレトロタッチにモディファイした車、派生モデルをずらりとならべ、
GMまでもがマスタングなどを”懐かし”路線で発売してきた。
これはちょっと手がでないが、雑誌を買う興味には充分なのだ。

では個人的に何が復刻してもらいたいかといえば、ご存知でありましょうか、日本に
は「いすゞ」というメーカーがありました。
今は乗用車を作っておりませんが、かつては一世を風靡した車を作っていた。

このメーカーに「117クーペ」という名車がありました。

サッシが細く、ガラスエリアが広いこの車はイタリアンデザインそのもので、今見ても
美しいラインを持ち、当時の車趣味にはたまらない内装を持っていた。
この車、じつは3台乗り継いだという変わりものでもありました。

117が復刻されるならば、エンジンはトヨタでもどこでもかまいませんが、内装のテ
イストを残していただき、現在の加工技術で寸分たがわずに作っていただきたい。

117クーペであればかまいませんから、「トヨタ」であってもいいのです。

団塊の世代狙いで、スペシャルなコンパクトを開発するよりも、心に響き購入動機の
あるプレゼンをしていただきたい。

団塊ではありませんが、まもなく50台にもこれならば響く。

ネオ117クーペで、過去に戻り、懐かしい恋を探しに行く、おじさんからじいさんまで
の財布は、心を燃やすものならばいとも簡単に開くものでは

もちろん、かみさんを少~し、騙しまして、これに乗るのです。

117の販売時のコピーは「ハイウェイの貴婦人」、さて貴婦人再生計画、こちらはエス
テのお話ではありません、メーカーさん、一つ復刻を、私がお手伝いにまいります。



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