イチロー的こころ（旧版）

　身内以外で最初にコメントをいただいた”まる”さんへ

１９５０年あたりの高校生はフォーク第二世代、拓郎、陽水、かぐや姫などの大御所が揃い
歌謡曲に混ざってＨＩＴランキングに並ぶフォークソング、さらにはテレビに出演してその演奏
を見ることができるようになった時代でした。

ＮＳＰ（ニュー・サディスティック・ピンク）はヤマハのＰＯＰＣＯＮ出身、本選はつま恋で行われ
優勝曲はさらに世界歌謡祭にもエントリーできるフォークの登竜門として我々時代の子たち
は夢中になったものでした。

”さよなら”はＮＳＰのデビュー曲、「昨日までそうだったように　明日もこのままでいたかった
」と青春の別れを歌います。
「人の心は悪いいたずら　愛は心に書いた落書きさ　あれはうそっぱちだったんだね　もう
いいよ　さよなら」　誰にでもある恋の葛藤はリアルサイズで我々の心にしみた曲でしたね。

まるさんのお友達ブルーさんのリクエスト「八十八夜」
嫁ぐ日を明日に自室の机を整理する私、気づかない机の置くから写真が出てきたのです。
もうその色もかわり、顔もわからないほど、そんな彼にピリオドを打って「明日嫁ぎます」
とささやきます。
みんなそんな思い出の一つはあるでしょう、実家のあの箱の中に今でもしまってありますか？

最後の曲は「夕暮れ時はさみしそう」
「田舎の堤防　夕暮れ時に　ぼんやりベンチに座るのか　散歩するのもいいけれど　肩を
並べていたいもの」

僕は当時浜松の積志校区に住んでいました。堤防といったら少し距離はありますが天竜川、
そこを散歩しながら夕焼けを見ていたこともありそうな気がするんです。
立ち止まるのが怖くて歩き回る　心だけが空回りしていた頃、そんな情景にぴったりな曲で
した。

そういえば高校の学園祭でデビュー、その曲もＮＳＰでしたよ。
「君と歩いてみたくて」という曲でした。

これからもブログ仲間として　一緒に歩いていって下さい。
いつもありがとう。